カヤラン・・

今日は、別のグループの観察会(みのかも文化の森の講座)に行ってきました。

目的のコセリバオウレンは、下見の時が最盛期だったようで花の白さはくすんでいました。やはり、観察のタイミングは重要なことだと感じましたが、年間予定が組んであるので仕方ありませんね。

何かサプライズはないかと林道を歩いていると、ここ数日の強風でスギの小枝がたくさん落ちていました。スギの小枝といえば、カヤランが付いているんじゃないかと探すと、いくつかの小さなカヤランを見つけました。参加者の皆さんも夢中で探され、あった!あった!の歓声が上がっています。

カヤランは、梅の木や桜、杉などに着生して生きる蘭の仲間です。谷川沿いの杉林では、杉の枝先に着生することが多く、強風によって落下してしまうのです。

落下は、着生蘭にとって最悪の事態・・生きていくことができません。拾って持ち帰り自宅の梅に着生させても、空中湿度が不足するためか上手くいかないことが多いです。

シン・自然観察倶楽部&Jr

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