オオバタネツケバナとミチタネツケバナ
本日の観察会でオオバタネツケバナを見ることができました。3月になり、少し育って大きくなっていました。オオバタネツケバナは、タネツケバナの仲間で大きくなる種です。
葉や茎をかじってみると少し青臭さを感じます。次に、ピリッとした辛さを感じます。これは、クレソンに似ています。クレソンは外国から来た栽培種ですが、最近は、野外に逃げ出して野生化しているのも見られます。
ちょっとつまんでいただくと、「サラダにトッピングするとほんのり辛味のアクセントがあっていいかもね」といった感想を持たれる方が多いです。
オオバタネツケバナが、湿った場所、水が滴るような場所を好むのに対し、乾いた道端で多く見られるのがミチタネツケバナという種類になります。これも今日観察できました。
ミチタネツケバナは、葉を地面にロゼット状に展開して、中央からまっすぐ花茎を伸ばして花をつけます。小型で、葉をかじってみてもあまり美味しくありません。(個人の感覚です)
春の味覚の特徴といえば「苦味」でしょうか・・代表は、フキノトウですね。
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