マメ科の植物とウラナミシジミ・・
ツルマメ、ヤブマメ、ノアズキ、ノササゲ、トキリマメ、ヤブツルアズキ・・・
よく似たつる性のマメ科植物です。花が咲くと、紫色系と黄色系がありますが、それぞれによく似ています。観察会の時にも見かけますが、とっさに名前が出てこなかったりするので恥ずかしいことがあります。
写真は、アズキのもとになったといわれるヤブツルアズキです。
友人によれば、この豆を入れて炊いた赤飯がとても美味しいそうです。ヤブツルアズキは、縄文時代の人も食べていたのだとか。
先日、このヤブツルアズキの花にウラナミシジミが訪花していました。逆さになって吸蜜をしています。(産卵かと思って見ていましたが違いました)
ウラナミシジミの幼虫は、マメ科の植物が食草です。暖地性のチョウですので、マメ科の植物を利用しながら北上を続けていくのですが、寒い冬を越すことができず死に絶えてしまいます。そして、また翌年も同じように北上してくるのです。
以前、畑でジュウロクササゲを栽培したことがあります。その時も、ウラナミシジミがやって来て、気が付けば幼虫が育っていました。
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