ガンピの花・・
ガンピを見ると思い出すのは、小学生のころ鎌を片手に山に行き、ガンピを採取して皮を剥いで陰干ししておくと、買取りのおじさんが買ってくれたことです。
キャラメルかフウセンガムを買う程度の金額でしたが、自分の労働で買ったことに意義が有るような気がしていました。
健康の森の高木山や山之上富士山にも自生し、ちょうど花の時期を迎えています。小さな花ですが、この時期を逃すとまた来年になってしまいます。
さて、ガンピ(雁皮)と言えば高級な和紙の原料になる植物です。
役所の公文書用(戸籍台帳とか・・)や書道用紙、文化財の修復などにも使われた薄くて丈夫な和紙です。光沢があり、細字書きの墨が滲みにくいのも特徴だといいます。
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