ツメレンゲとムシャクロツバメシジミ・・
2025年10月20日
今日は、加茂郡内にあるツメレンゲ(ベンケイソウ科・純絶滅危惧種)の自生地へ、この植物を食害するチョウを調べに行きました。ある友人からの情報で、ムシャクロツバメシジミ(中国・台湾が原産地)がこのツメレンゲ自生地で発生していることを知り、標本採集とどれくらいの発生規模なのかを調べる目的です。
ツメレンゲは、日当たりのよい南向きの凝灰角礫岩の岩盤上に生えており、じきに花の時期を迎えるため草体に似合わぬ大きな花穂を立ち上げていました。花が咲いた後に種を残しますが、その後は寿命が尽き枯れてしまいます。ただ、成長の途中に子株を作ることで種子繁殖以外にも増殖の方法を持っています。すごいですね。
さて、ツメレンゲの周囲を情報通り黒っぽい小さなシジミチョウが何頭か飛んでおり、それら撮影して拡大確認すると、やはりムシャクロツバメシで間違いありません。2013年に愛知県で見つかって以後、園芸植物等について広まっているといわれています。在来のクロツバメシジミと交雑してしまう恐れがあり駆除活動もされているようですが、飛び火的に拡散しており追いついていない状況の様です。
上👆 ツメレンゲ 下👇 ツメレンゲにとまるムシャクロツバメシジミ
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