御嶽山がくっきりと・・
今月の観察会は、空気が澄んで御嶽山がきれいに見えるはずなので、その位置まで登りましょう!と声をかけて歩き始めました。
途中、コアカミゴケの名前が出てこない。あれ?何だった? モンローリップという名を覚えておられた参加者がありましたが、それを聞いても「う~ん・・」
きつい階段を避けて坂道を歩き、ウラジロやコシダのお話とヒノキの実生苗を観察しながら歩きました。「こんなに生えているのに、果たして何本が成木になれるでしょうか?」
松ぼっくりをたくさんつけた赤松がありましたが、この木も枯れ始めていました。枯れてしっまう前に、最後の大仕事でたくさんの種を作ったようです。
御嶽山が見える位置に・・
白い雪を冠した御嶽山が、思いのほか近くに見えます。この時期は、空気が澄んでいて遠くまでくっきりと見えるんですね。
噴火警戒レベルは2のまま・・火山性の地震はやや落ち着いてきたようですが、依然として注意が必要だと言うことです。
他には、カモシカの仕業であろうトウコマツナギが食べられた跡や、野鳥が運んだ種から成長し山腹で実をつけるまでになったナンキンハゼの解説。
ナンヒメイワカガミやフユイチゴの葉っぱが、なぜ赤く色づいたんだろうか?の謎解きなども少しお話しできました。
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