ウラシマソウ・・
雑草に覆われた茂みの中、コンニャクに似た大きな葉が見つかりました。
最初はコンニャクだと思ったのですが、周りの草を少しかき分けると褐色の仏炎苞が現れ、釣り糸に見立てたという花序の付属体がありました。確認してみるとかなりの長さがあります。これは、ウラシマソウに違いないと写真を撮りました。
植物図鑑の解説によれば、雌雄異株で若いころは雄花が咲き、地下にある球茎が充実してくると雌花が咲くようになります。花は腐敗臭を出し、キノコバエを誘って花粉を運んでもらうのです。(草花・雑草図鑑 山田隆著 池田書店)
結実は稀だということですが、知人によれば、種子を蒔けば割と簡単に発芽するらしいので、種子ができるころに訪れて有れば少しいただこうと思っています。
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